ポルシェミュージアム、08年末に竣工へ

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ポルシェAGは、ポルシェミュージアムが2008年末に竣工すると発表した。2007年秋に5600平方メートルの展示エリアを支える鉄骨鉄筋コンクリート構造の3本の柱が基礎部に埋め込まれてから、各展示エリアの工事が開始されている。

新しいミュージアムは、受付、レストラン、カフェバーやミュージアムショップのほかにも、クラシック・ポルシェ専用のワークステーションを設置する。

このワークステーションは外から作業の様子が見える構造になっており、来場者は歴史を重ねてきた車両を目にすることができる。300台以上の所有車両も実走可能な状態に整備されるため「可動車博物館」の様相を呈する。このため、80台程度の車両を常時入れ替わり展示する。

展示エリアが3本の柱で支えられているのと同じく、新しいミュージアムの展示は3つの要素で構成する。

1つは歴史で、年代別に並べられたポルシェ車に沿って歩けば、ポルシェの歴史を把握できるような仕組みになっている。2つ目の要素は、テーマ毎の特集で、異なる時代の展示物を関連付けながらテーマに厚みをもたせつつ、その時代を象徴する車両、レース、ポルシェの技術革新を紹介する。3つ目の要素は「ポルシェ イデア」で、ブランド特有の個性を表現する。

新しいポルシェ ミュージアムには展示場とイベント会場に加えて、広い会議スペースや専用レストランも設ける。

《レスポンス編集部》

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