日本自動車販売協会連合会が4日発表した2007年度の新車販売ランキング(輸入車及び軽自動車を除く)によると、ホンダの『フィット』が僅差でトヨタ自動車の『カローラ』を押さえ、02年度以来2度目の首位となった。
フィットは昨年10月に全面改良して以来、前年実績を大幅に上回る販売が続いており、3月も前年同月の2倍に相当する2万5933台となった。07年度の販売は前年度比54%増の14万8253台だった。
これに対してカローラは横ばいの14万7374台と、900台弱リードされた。
年度ランキングの3位はトヨタの『ヴィッツ』で、ベスト10のうち6台をトヨタ車が占めた。
このほか、日産自動車は『セレナ』(5位)と『ティーダ』(10位)、マツダは『デミオ』が7位に入った。またトヨタはハイブリッド車『プリウス』の健闘も光り、前年度の16位から11位にランクアップしている。