フォードモーターではタクシー用に作り上げたバンベースのコンセプトカーをNYオートショー(ニューヨークモーターショー)で発表、将来のNYイエローキャブ採用を始め、全米のタクシー業界でのシェア増大を狙う。フォードが発表したのは『トランジット・コネクト・タクシー』コンセプトで、黄色とグレーのボディカラーのお洒落なバン。フォードのアメリカ社長、マーク・フィールズ氏は「都市のランドスケープに似合ったタクシーとしてデザインした。燃費も現在タクシーとして使用されている車種より30%向上しており、まさに都会向け」と説明。タクシーにはビスタルーフが付き、料金を知らせるフラットスクリーンには、ニュースをチェックしたりクレジットカードで支払いができるタッチスクリーン機能付き。フォードは現時点で全米のタクシーキャブの76%を提供しているが、この分野でのさらなるシェア拡大を目指す。