日曜日、イギリスのタブロイド紙“ニュース・オブ・ザ・ワールド”がマックス・モズレー会長のセックス・スキャンダルを大々的に報じ、イギリス国内で大きな騒動となっている。
モズレー氏と見られる男性がナチ風のコスプレをした売春婦と写ったビデオが、同紙のウェブサイトに掲載された。
モズレー氏の父親はイギリス・ファシスト党の党首を務めた人物で、かのアドルフ・ヒトラーとも交流があったという背景も手伝い、人権団体などからは批判が噴出。辞任を求める声が上がっている。
FIAはこの件に関し、「これはモズレー氏と新聞社の問題。モズレー氏の弁護士がすでに新聞社と接触していることは関知しているが、それ以上のコメントはない」とだけ声明を発表している。