アルプスは、同社が運営する次世代地図サービス実験サイト「ALPSLAB(アルプスラボ)」の研究開発の一環として、さまざまなサービスを携帯電話で活用できる『アルプスラボ・モバイル』を18日から公開した。
アルプスラボ・モバイルは、携帯電話を利用し、地下街マップの閲覧や周辺情報の入手など、外出先で活用が期待できるサービスを利用できる携帯電話専用の地図サイト。
携帯電話で地図の閲覧、検索が可能な「アルプスラボ・ベース」の機能を拡張し「2画面地図」の表示が可能になった。2画面地図では、地図画像の縦の長さ(南北の距離)を、従来の2倍で表示し、さらに長さを2段階伸ばすことが可能。これにより、従来の地図表示に比べ、ひとつの画面に表示できるエリアが大幅に広がることで、地図移動の手間を大幅に削減できる。
また、2画面地図では、地図画像を90度回転させる機能を搭載しているため、携帯電話端末の画面を横に倒して、東西に長い地図を表示し、横持ちスタイルでの地図操作を実現している。
全国50か所の地下街の地図を携帯電話で閲覧できる「アプルスラボ・地下街フラッシュ」やルート地図が活用できる「モバイル版アルプスラボ・ルート」、携帯電話のメールを利用し現在地の周辺情報を入手できる「アルプスラボ・ヒア」などの機能もある。