ゴルフクラブ狙い車上荒らしを繰り返す 男を逮捕

自動車 社会 社会

警視庁は12日、駐車車両の窓ガラスを破壊し、車内に置いてあったゴルフクラブなどを盗んだとして、韓国籍を持ち、プロゴルファーを自称する40歳の男を窃盗などの容疑で逮捕した。これまでに約200件の犯行を繰り返し、被害総額は約1500万円に達する。

警視庁・捜査3課によると、逮捕された男は2日未明、千葉県浦安市内にあるマンション駐車場に侵入。37歳の男性が所有する乗用車の後部窓ガラスをスリングショット(ゴムパチンコ)で破壊。車内に置いてあったゴルフバッグ(クラブ28本入り、時価15万円相当)を盗んだ疑いがもたれている。現場に駐車されていたクルマのナンバーから男の関与が明らかになった。

男は東京都内を中心として、これまでに約200件の同様犯行に関わっていたとみられ、被害総額は約1500万円に達する。盗んだバッグは韓国に持ち出し、韓国内で転売していたとみられている。男は「韓国内でプロゴルファーとして登録されている」と自称。最近はレッスンプロとして活動していたらしい。

調べに対して男は「ギャンブルで作った借金があり、これを返済するためのカネが欲しかった」、「日本のゴルフクラブは韓国内では高値で売れる」などと供述。容疑を大筋で認めているという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV

特集