美容室突入事故の容疑者、無免許運転だった

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兵庫県尼崎市内の美容室に路外逸脱してきた乗用車が突っ込み、従業員の女性1人が軽傷を負った事故について、兵庫県警は4日、同市内に在住する22歳の男を無免許運転やひき逃げの容疑で逮捕した。車内に残された携帯電話の契約書から身元が判明している。

兵庫県警・尼崎南署によると、問題の事故は2月29日午前に発生している。尼崎市大島2丁目付近の県道を走行していた乗用車が路外に逸脱し、道路沿いにある美容室の玄関付近に突っ込んだ。この事故で58歳の女性従業員がガラス片で腕を切る軽傷を負ったが、運転していた男はクルマを現場に放置して徒歩で逃走している。

警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始したが、事故を起こしたクルマの車内に取り残されていた携帯電話の契約書から同市内に在住する22歳の男が起こした可能性が高いと判断。任意で事情を聞いていたが、容疑を認めたことから自動車運転過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ)などの容疑で逮捕した。

調べに対して男は「無免許運転の発覚を恐れて逃げたけ」などと供述している。事故を起こしたクルマは他人名義だったことから、警察ではクルマの入手ルートについても調べを進めている。

《石田真一》

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