千葉県警は3日、軽乗用車を飲酒運転して県警本部に乗りつけた35歳の男を道路交通法違反(酒気帯び、無免許運転)の現行犯で逮捕した。「女性にふられ、ヤケ酒を飲んで自暴自棄になった」などと供述しているという。
千葉県警・千葉中央署によると、逮捕された男は2日の午後11時50分ごろ、酒を飲んだ後に軽乗用車を無免許運転。千葉市中央区市場町付近にある県警本部まで乗りつけた疑いがもたれている。
男は当直の警官に対して「酒を飲んだ後にクルマを運転した」、「俺は無免許だ」、「今すぐ逮捕しろ」などと話しかけた。実際にかなり酒臭い状態だったことから、アルコール検知を実施したところ、呼気1リットルあたり0.5ミリグラム超のアルコール分を検出。飲酒運転などの現行犯で逮捕した。
調べに対して男は「酒は家で飲んだ、ヤケ酒だ」などと供述。女性にふられたことで自暴自棄となり、大量の飲酒を行ったという。