緊急走行中の消防車がひき逃げ 全く気づかず

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2月26日未明、静岡県静岡市清水区内の市道で、火災現場に向けて緊急走行していた消防車が、路肩を歩いていた70歳の女性と接触する事故が起きた。女性は骨折などの重傷。消防車は事故を起こしたことに気づかず、そのまま現場に向かったという。

静岡県警・清水署によると、事故が起きたのは2月26日の午前2時35分ごろ。静岡市清水区下野町付近の市道で、火災現場に向かって緊急走行していた静岡市清水消防団の消防車が交差点を左折したところ、路肩に立っていた70歳の女性と接触した。

女性は路上に引き倒された際に左腕を骨折する重傷を負ったが、消防車はそのまま現場に向けて走り去った。女性は後に警察へ事故発生を届け出たが、消防車を運転していた41歳の男性は警察からの照会を受け、初めて事故に気づいたという。

警察では自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で男性から事情を聞いている。現場は丁字路交差点で、見通しは悪くないようだ。

《石田真一》

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