ホンダは、英国の現地法人ホンダ・オブ・ザ・UK・マニュファクチュアリング(HUM)での約8000万ポンド(約168億円)規模の設備投資の概要を発表した。
8000万ポンドの設備投資を実施して現地での生産体制を強化する。
主な設備投資では、約2100万ポンドを投じて樹脂成型ラインを新設した。これによってフロント・リアバンパーを1日当たり1330セット成型、塗装能力をもつラインも新設し、今年1月から稼動開始した。
また、1600万ポンドを投じてセミソリッド製法を用いたディーゼル用鋳造ラインを導入する。アルミニウムのディーゼルエンジンブロックをホンダ独自のセミソリッド製法で鋳造する新たなラインを建設する予定だ。
このほか、約5000万ポンドを投じて溶接、塗装設備の生産効率化と柔軟性向上を図る。