飲酒運転のクルマにひき逃げされ、警官負傷

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17日未明、千葉県千葉市若葉区内の市道でパトロール中の警官が進行してきたクルマにはねられて軽傷を負う事故が起きた。クルマはそのまま逃走したが、約50m先で抑止され、警察は34歳の男を飲酒運転やひき逃げの現行犯で逮捕している。

千葉県警・千葉東署によると、事故が起きたのは17日の午前0時35分ごろ。千葉市若葉区高品町付近の市道をパトロールしていた同署・地域課に所属する27歳の巡査が路肩にバイクを止めていたところ、対向してきた軽ワゴン車にはねられた。

巡査は腹部を打撲する軽傷を負ったが、クルマはそのまま逃走。巡査はバイクでこれを追いかけ、約50m先で強制抑止。運転していた34歳の男の身柄を確保した。

男は酒に酔った状態。呼気1リットルあたり0.4ミリグラムのアルコール分を検出したことから、自動車運転過失傷害と道路交通法違反(酒気帯び運転、ひき逃げ)の現行犯で逮捕している。

男は現場近くの居酒屋で前夜から酒を飲んでいたことを大筋で認めており、調べに対しては「人に当たったとは思わなかった」として、ひき逃げを否認しているという。

《石田真一》

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