12日午前、秋田県秋田市内にある秋田臨海鉄道線の踏切で、踏切内に進入してきた乗用車と通過中の貨物列車が衝突した。この事故でクルマは小破したが、運転していた24歳の男性にケガはなかった。漫然運転が原因とみられている。
秋田県警・秋田臨港署によると、事故が起きたのは12日の午前11時45分ごろ。秋田市寺内後城付近の秋田臨海鉄道南線(貨物専用線)の踏切で、踏切内に進入してきた乗用車と、低速進行していた貨物列車が衝突した。
乗用車は前部が小破。数メートル引きずられる状態となったが、運転していた24歳の男性にケガはなかった。
現場は国道7号と隣り合っている貨物専用線の踏切。交差道路は港に隣接した会社や倉庫に向かうためのもので、交通量が少ないことから警報機や遮断機が設置されていない。警察の調べに対し、クルマを運転していた男性は「漫然と進行してしまった」などと話しているという。