路上駐車していたクルマへの襲撃事件、容疑者再逮捕

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昨年11月、京都府久御山町内の農道で発生した現金強奪事件について、京都府警は9日、別の恐喝や強盗の容疑ですでに逮捕されている19歳と18歳の少年を強盗致傷容疑で再逮捕した。2人は容疑を大筋で認めている。

京都府警・捜査1課によると、問題の事件は2007年11月20日の午前5時30分ごろ発生した。久御山町市田付近の農道に路上駐車していた乗用車の車内で41歳の男性が仮眠を取っていたところ、金属バットを持った2人組の若い男が襲撃。クルマのガラスを叩き割り、男性の腹部もバットで殴打。所持していた現金約2万円と携帯電話機を強奪して逃走した。

警察では強盗致傷事件として捜査していたが、今年1月に宇治市内の飲食店で「丼に髪の毛が入っていた」などと言いがかりをつけ、店主や客から現金を奪ったとして逮捕された少年2人が「遊ぶカネ欲しさにいろいろやった」と自供。その中に久御山での現金強奪も含まれていた。

2人は宇治市での恐喝事件で1月8日に逮捕。その後に同市内でタクシー強盗を行っていたことが判明し、1月19日に再逮捕されている。今回の再逮捕は3度目だが、警察ではこの他にも余罪があるとみて、厳しく追及している。

《石田真一》

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