凍結路面でスリップ、ベルト未着用の女性死亡

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9日朝、福井県若狭町内の広域農道を走行中の乗用車が対向車線側に逸脱、対向車線を順走してきた軽ワゴン車と正面衝突する事故が起きた。双方のクルマは中破。乗用車の後部座席にシートベルト未着用の状態で同乗していた女性が死亡している。

福井県警・敦賀署によると、事故が起きたのは9日の午前8時ごろ。若狭町藤井付近の広域農道を走行していた75歳男性の運転する乗用車が対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきた54歳男性の運転する軽ワゴン車と正面衝突した。

衝突によって双方のクルマは中破。乗用車の後部座席にシートベルト未着用の状態で同乗していた77歳の女性が、衝突の弾みで前方に投げ出されて胸部を強打。近くの病院に収容されたが、約3時間後に出血性ショックが原因で死亡している。軽ワゴン車を運転していた男性も胸部打撲の軽傷を負っている。

現場は片側1車線の緩やかなカーブ。路面の一部は凍結しており、警察では乗用車がスリップしたことが衝突の原因と推測している。

《石田真一》

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