飲酒運転のクルマが踏切進入、特急と衝突

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1日朝、島根県松江市内にあるJR山陰本線の踏切で、踏切内に立ち往生していた乗用車と、通過中の上り特急列車が衝突した。クルマは大破したが、運転していた男は車外に脱出していて無事だった。警察はこの男を飲酒運転などの現行犯で逮捕している。

島根県警・松江署によると、事故が起きたのは1日の午前8時5分ごろ。松江市東津田町付近にあるJR山陰本線の踏切で、前方の渋滞に構わず進入した乗用車が遮断機の下りた踏切内に取り残された。

クルマは対向車線側から脱出しようとしたが、この際に運転を誤って遮断機に衝突。さらに脱輪し、線路内で立ち往生したところに上り特急列車(スーパーまつかぜ4号、益田発/鳥取行き。2両編成)が衝突した。

衝突によってクルマは大破したが、運転していた44歳の男は車外に脱出しており、無事だった。また、列車の乗客乗員24人にもケガはなかったという。運転していた男からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出したため、警察は道路交通法違反(酒気帯び運転)と過失往来危険の現行犯で逮捕している。調べに対し、男は前夜の飲酒を認めているという。

《石田真一》

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