後続車に押し出され、対向車と衝突 3人死傷

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27日午前、佐賀県武雄市内の県道を走行していた軽乗用車が交差点を右折しようと減速したところ、後ろから進行してきた普通トラックが追突。押し出された軽乗用車が対向車線を進行していたマイクロバスと衝突する事故が起きた。この事故で3人が死傷している。

佐賀県警・武雄署によると、事故が起きたのは27日の午前10時25分ごろ。武雄市山内町犬走付近の県道を走行していた46歳男性の運転する軽乗用車が、前方の交差点を右折するために減速したところ、後ろから進行してきた普通トラックが減速しないまま追突した。

軽乗用車は対向車線側に押し出され、対向車線を直進してきたマイクロバスと正面衝突。軽乗用車は大破し、後部座席にシートベルト未着用の状態で同乗していた73歳の男性が胸部を強打、近くの病院に収容されたが、間もなく死亡。運転していた男性と、同乗していた11歳の小学生女児も打撲などの軽傷を負っている。

現場は見通しの良い交差点。警察ではトラックを運転していた29歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り換えて調べを進めている。

《石田真一》

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