仮眠中の運転者を襲撃、同一犯の犯行か 2件

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27日未明、愛知県一宮市内の木曽川河川敷で、クルマの車内で仮眠していた男性が刃物を持った3人組の男に襲撃され、現金を奪われる事件が2件発生した。対岸の岐阜県笠松町内でも同様の事件が発生しており、警察では関連についても調べを進めている。

愛知県警・一宮署によると、1件目の事件が起きたのは27日の午前0時ごろ。一宮市木曽川町玉ノ井付近の木曽川左岸にある公園で、35歳の男性が駐車していた乗用車の車内で仮眠を取っていたところ、刃物を持った3人組の男に襲撃された。男たちは男性から現金約2万円を奪い、そのまま逃走した。襲われた男性にケガはなかった。

2件目の事件は約5分後の午前0時5分ごろ、約200m離れた場所にあるグラウンド駐車場で発生した。29歳の男性が軽乗用車の車内で仮眠していたところ、クルマに接近してきた3人組の男たちが運転席のガラスを破壊し、「カネを出せ」と要求した。男性は抵抗した際に切りつけられ、全治約1週間の軽傷を負っている。男たちは現金約8000円を奪って逃走した。

3人組の男は目出し帽を覆面代わりに使用しており、対岸の岐阜県笠松町内で発生した強盗事件の容疑者の特徴とも似通っているという。警察では同一犯による連続強盗の可能性も高いとしている。

《石田真一》

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