新型『アテンザ』のエクステリアデザインは先代の面影を残しながらも、ボディサイズが全長で60mm、全幅で15mm拡大(セダン)されたこともあり躍動感を増している。
アテンザのチーフデザイナー佐藤洋一さんは「新型アテンザにはほかの日本車にはない、「幽玄」「凛」「精緻」という日本的なデザインキューを取り入れてデザインを進めました」とコメント。
「幽玄は日本の風景に見られる穏やかな美しさを表現し、凛は日本刀のような緊張感や威厳を表しています。精緻は精妙な日本の工芸品にある美しさを、ヘッドライトのデザインなどに採用しています」
「これにより新型アテンザは、ひと目でマツダ車とわかるデザインでありながらも、よりスポーティで品格のあるスタイルに進化していると思います」
アテンザのエクステリアは写真で見ると丸さが目立ち、少し重く見えてしまうが、実車はスポーティな要素が上手く取り入れられ、見た人に強い印象を与えてくれる。とくに大きく一体成形されたフロントフェンダーの力強いラインなどには、デザイナーのこだわりが感じされる。
この日本の美を感じさせるエクステリアデザインも、新型アテンザの大きな魅力となるに違いない。