東京墨田で地域モビリティのアイデアコンテスト 発表&表彰

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東京都墨田区を回遊する次世代モビリティシステムのアイデアコンテストが開催され、同区すみだリバーサイドホールで19日、結果発表と表彰式があった。デザイン部門最優秀賞は川島剛さんの『墨田と水墨画』。

コンテスト「“新タワーと観光のまち、すみだを回遊する次世代モビリティシステム”アイディアコンテスト」の主催は、すみだ次世代モビリティ開発コンソーシアム。

墨田区では“新東京タワー”が2011年に完成、観光客の増加が見込まれる一方、区内に点在している観光資源をつなぐ交通システムが整備されていない。

コンソーシアムは、次世代観光交通システムの開発に必要な基盤の構築、交通システムのイメージの具体化、情報発信を行う。すみだ新製品開発プロジェクト実行委員会(企業21社で構成)、早稲田大学、墨田区など産学官が協力する。

コンテストでは墨田区内の観光ルートを走るコンパクトカー(モビリティ)のプロダクトデザインを募集した。大勢の人が遊びに来たくなるような、“すみだ”のシンボルとなることや、細い路地でも走れる1 - 4人乗りのコンパクトカーであることなどが求められた。

 デザイン部門最優秀賞の「墨田と水墨画」は2+1シーター。ドアパネルの絵柄を簡単に交換でき、季節ごと、一台一台で違う表情を見せる「和」な車。優秀賞は江本聞夫さんの『FRIENDY』(人力+電動シリーズハイブリッド・モビリティ)と、岩井太志さんの『EASY WIND』(屋根付き電動車輪付きタンデム安楽椅子)。デザイナー特別賞は竹中隆雄さんの『RIXI』(力士を意匠にしたスモールカー)。

《高木啓》

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