中国ジーリーがメキシコに組立工場建設

自動車 ビジネス 企業動向

中国最大の私営自動車企業で、米進出を目指すジーリー(吉利)自動車が、メキシコ国内に北米輸出に向けた組立工場を建設する予定があることを明らかにした。

ジーリーは現在パートナーを得て5億ドルの投資を行う用意がある、という。ただしジーリーの創設者、李氏はパートナーの名前、建設時期、北米での販売開始時期などについては言明していない。

現時点でジーリー社製の車はアメリカの安全基準などに合致しておらず、李氏は「以前は価格の安い車を北米で販売することに重点を置いていたが、現在は、アメリカの安全基準を完全にクリアした製品を販売することが、もっともアメリカの消費者の需要にかなうことだと考えている」とコメント。

中国製品への不安がアメリカ国内に広がっていることに対する警戒感も滲ませた。

アメリカ国内の自動車アナリストからは、「中国製の車が国内で販売できるようになるのは早くても2013年頃になる」と、安全性のアピールとディーラー網構築の難しさを語る声もある。

しかし自動車販売がかなり流動的になりそうな今後、安価で燃費が良く安全基準を満たす車が登場すれば、事態は急速に変化する可能性も残されている。
《Sachiko Hijikata, US editor》

編集部おすすめのニュース

特集