東京商工リサーチは、2007年の全国企業倒産状況を発表した。2007年の負債総額1000万円以上の倒産件数は前年比6.3%増の1万4091件で、2年連続で前年を上回った。
負債総額は同4.1%増の5兆7279億4800万円で、7年ぶりに前年を上回った。倒産の形態では、破産が8020件で過去最多だった。産業別では、建設業が3年ぶりに4000件を上回ったほか、建築基準法改正関連倒産が累計24件発生、製造業の倒産も6年ぶりに増加に転じた。
企業倒産による従業員被害者数は12万2430人で、6年ぶりに増加した。上場企業の倒産は前年よりも4件増加して6件だった。