軽トラックの下敷きになった女性死亡、事件と事故の両面で捜査

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14日朝、埼玉県鴻巣市内にある民家の敷地内で、この家に住む75歳の女性が軽トラックの下敷きになって死亡する事故が起きた。クルマは普段駐車する位置から数メートル離れた場所に止まっており、警察では事件と事故の両面から調べを進めている。

埼玉県警・鴻巣署によると、警察が事件発生を認知したのは14日の午前7時45分ごろ。鴻巣市宮前付近に住む76歳の男性から「75歳の妻が軽トラックの下敷きになって死んでいる」との通報が寄せられた。現場に急行した同署員が倒れている女性を確認。間もなく死亡が確認されている。

女性は寝間着姿で仰向けの状態。下半身がクルマの下敷きとなっていた。クルマのキーは車内にあり、ギアはトップ位置に入っていたがエンジンは掛かっていなかった。

女性は午後8時から9時ごろに就寝。朝になって姿が見えないことに気づいた男性が周囲を捜索して発見したという。クルマは夫婦と長男が使用しているが、事件当日は長男が旅行に出かけており、不在となっていた。

警察では事件と事故の両面から捜査を開始。女性にはクルマに引きずられた際にできたような傷もあることから、司法解剖も行い、死因の特定も急ぐ方針だ。

《石田真一》

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