ホンダは、新開発の水冷4ストローク110ccエンジンを搭載したスポーティな新型スクーター『リード』を1月25日から発売すると発表した。
リードは、主に都市部での通勤ユーザーを対象に開発したスクーターで、静粛性と経済性を重視した低燃費エンジンと、使い勝手に優れた車体サイズや充実した装備を採用する。
新設計エンジンは、軽量・コンパクトで、電子制御燃料噴射システム(PGM-FI)の採用に加え、排気ガスを浄化する触媒装置(キャタライザー)をマフラーに内蔵することで、2007年国内二輪車排出ガス規制に適合した。燃費は、50.0km/L(60km/h定地走行テスト値)を達成した。
ボディは、シート下にクラス最大の35リットルの収納スペースを確保しながら、足着き性に優れた740mmの低シート高とした。また、低重心に寄与するフロアの下に配置した6.5リットル容量の燃料タンクによって、安定した走行フィーリングを実現する。
デザインは、四輪車のスポーツセダンのイメージを取り入れながら、スクーターの機動性やスポーティさを表現した。
車体色は、合計5色を設定した。
価格は27万3000円で、年間販売目標は1万8000台。