『ナイト2000』というクルマをご存じだろうか。1980年代前半に米国で放映された特撮テレビ番組『ナイトライダー』に登場したクルマである。日本でも放映され、その当時、未来のクルマはこうなるのかと話題になった。それが東京オートサロンに登場。
同車は高性能の人工知能を搭載して、人間と会話をすることもできる。しかも、ボディは特殊セラミックに分子結合殻を組み込んだもので、銃はもちろんロケットやレーザーを用いても破壊は困難。そして、最高速度はノーマルモード時で約520km/h、スーパー追跡モード時は約720km/hとなる。
これが番組のなかで設定されていたクルマの概要だが、現在、クルマの開発はさまざまな形で進められており、将来このような「電子頭脳スーパーカー」が実現することも夢ではなくなってきた。
なお、このクルマが展示されている場所は、オートバックスの前にある「ナイト2000」というブース。同関係者によると、展示車両は実際にテレビで登場したものだという。