オリエントコーポレーションは、伊藤忠オリコ保険サービス、システム・ロケーションとのアライアンスで開発した新型残価設定型オートローンの取り扱いを1月中旬から開始すると発表した。
新商品は「ニューバックアップローンネクスト」で、販売店による車輌買取保証や顧客の残価清算リスクの軽減を図った。
新商品では、システム・ロケーションによる統計学に基づいた残価算出システムを活用し、車種や予定走行距離など数項目の入力のみで即時に買取保証額を自動算出する。販売店は自動算出された価格を上限に、独自に残価の設定が可能だ。
また、伊藤忠オリコ保険サービスが企画・開発し、国内大手損害保険会社が引き受ける保険を契約する。据置期間到来時に倒産などで販売店による車輌買取の履行が不能となり代替店での売却となった場合、第三者機関の査定によって該当車輌の評価額を算出し、評価額が契約時の買取保証額を下回っていたとしても、その差額を保険金により補填する。
契約満了時は、「車輌売却による残価清算」、「据置金額の再分割により継続利用」、「顧客自身での残価清算による継続利用」のいずれかを選択してもらう。
今後、オリコは加盟の自動車販売店に対して新商品の導入を進めていく。加えて、競争力の高い魅力ある商品とするための、さまざまな付帯サービスをオプションとして提供するため、継続して検討する。同時に中古車も適用対象にするための商品開発を行っており、準備が整いしだい商品化する予定。