三井物産、新日本製鐵、住友金属工業の3社は、鉱物資源会社リオ・ティント社と西豪州で共同運営を行う鉄鉱石事業ローブ・リバー ジョイントベンチャー(Robe J/V)で、メサエー・ワランブー鉱区(埋蔵量約2億5000万トン)での鉄鉱山開発を決定した。
メサエー・ワランブー鉱区から既存インフラがあるメサジェイ鉱区まで49キロの鉄道を新設し、生産開始は2010年、最大年間2500万トンを生産する予定だ。
これにより、既存のメサジェイ鉱区などとあわせローブ・リバー鉄鉱山の現行生産能力年間3200万トンを維持する計画。
操業予定期間は11年間で、開発総投資額は約9億米ドル(約1000億円)を見込んでいる。
Robe J/Vは、引続き鉄鉱石の供給能力の拡充を進め、世界的にタイトな需給状況に対応する。