日本自動車工業会が発表した11月の自動車生産実績によると、四輪車生産台数は前年同月比3.8%増の107万2519台で4か月連続でプラスとなった。
車種別では乗用車が同5.4%増の92万6097台となり、4か月連続でプラスとなった。このうち、普通車は同17.8%増の57万5794台、小型車が同9.6%増の23万6249台、軽自動車が同11.4%減の11万4054台だった。
トラックは同8.1%減の13万4227台で、10か月連続のマイナス。普通トラックは同3.5%増の6万5644台だったものの、小型トラックが同16.8%減の2万8771台、軽四輪車が同17.3%減の3万9812台と低迷した。
バスは同45.4%増の1万2195台だった。
11月の国内需要は同0.3%減だったが、輸出が同8.1%増と好調で全体を引っ張った。
一方、1月から11月までの累計生産台数は前年同期比0.9%増の1062万6870台で、前年を上回っている。