駐車場で女性を襲い、体を触った男に有罪判決

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昨年8月から11月に掛け、岐阜県岐阜市内でクルマに乗り込もうとする女性を駐車場内で襲い、体を触るなど行為を繰り返したとして、強制わいせつ致傷などの罪に問われた45歳の男に対する判決公判が17日、岐阜地裁で行われた。裁判所は執行猶予付きの有罪を命じている。

この男は2006年8月から11月に掛け、深夜から未明の時間帯に岐阜市西荘付近にあるJR西岐阜駅前の駐車場に侵入。帰宅するためにクルマに乗り込もうとした女性を狙い、体を触るなどの行為を繰り返していた。

リモコンでドアを開錠した直後、後部座席へ強引に乗り込んで背後から襲うという手口で、2006年11月には抵抗した女性が負傷し、全治10日あまりの軽傷を負った。男は昨年8月に女性を襲った事件で今年6月に逮捕され、強制わいせつ致傷などの罪で起訴されていた。

17日に行われた判決公判で、岐阜地裁の田邊三保子裁判長は「自己の欲望から犯行に及んだ」と指摘。「被害者となった女性の人格を無視した自己中心的で身勝手極まりない犯行である」として、被告に対して懲役3年(執行猶予5年)の有罪判決を言い渡した。

《石田真一》

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