ネットレイティングスは、トヨタ自動車の「eTOYOTA.net」が、同社のサイト効果検証システムを採用したと発表した。
ネットレイティングスは、eTOYOTA.netが目的とする「トヨタのお客様を見つけ、その満足度を向上させる」ために必要な、サイトの目的達成度を定量的に検証・把握可能なマーケティング装置を提供するとしている。
トヨタは2004年から、ネットレイティングスのウェブサイト効果検証のためのアクセス解析サービス「サイトセンサス」を採用、サイトの最適化を実施してきた。同時に、ネットレイティングスのインターネット視聴率によるマクロ分析、アクセス解析とマクロ分析から抽出した課題に対して各種調査をネットレイティングスと共同で実施し、ウェブサイトを活用したマーケティング・ノウハウを蓄積してきた。
今回、トヨタが提供開始するeTOYOTA.netは、顧客のニーズを把握し、インターネット上からニーズにマッチしたより多くの顧客をサイトに誘導し、販売店に誘引できるようなマーケティング機能を果たすことが目的。また、トヨタの活動への共感と理解向上につながるような広報機能を併せ持つ。
この目的を達成するため、トヨタはネットレイティングスとともに蓄積してきたノウハウを基に、感性評価を数値化するトヨタ独自の新指標の創造を目指した。
ネットレイティングスはこの課題に対応するためにASPサービスとして提供しているサイトセンサスをトヨタ自動車のニーズに適合させるようカスタマイズし、トヨタ独自のサイト効果検証を実現する中核機能の一つとして提供する。