マツダは、山口県の美祢自動車試験場の増設工事が完了したのに伴い、完成式典を実施した。
マツダは美祢サーキットを買収して自動車試験場に改修、従来のサーキットコースに加え、車両の急旋回性評価などを行う「スキッドパッド」、高速でのスラロームテストなどを行う「フリーフラットコース」、高速でのワインディング走行などを行う「ワインディングコース」を新設した。
式典には小竹伸夫美祢市市長ら地元の関係者が出席したほか、マツダからは金井誠太取締役専務執行役員(研究開発担当)などが出席し、安全祈願祭とテープカットを行い、新しいテストコースの完成を祝った。
式典に出席したマツダの金井専務は「美祢自動車試験場で行われる、クルマの走行・安全性能向上に向けたさまざまな試験の充実が、より一層マツダ車の魅力を高めてくれると確信している」と述べた。