インドネシアで植林活動を実施…ヤマハ2社

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ヤマハとヤマハ発動機は、両社共同によるインドネシア植林活動「ヤマハの森」の第3回目となる植林イベントを12月2日にインドネシア・スカブミ県チタプス村で実施したと発表した。

ヤマハの森は、ヤマハ、ヤマハ発動機が生産・販売拠点を置くインドネシアで、植林を通じた環境保全や教育支援などを行い、地域社会へ貢献していく取り組みとして2005年12月に開始した。活動の推進では、アジア・太平洋地域で農業普及・開発支援、環境保全活動などの実績をもつ日本のNGOのオイスカのサポートを受けている。

両社は、ジャワ島西部に位置するスカブミ県内の約120ヘクタールの県有地を5か年でマホガニー、チーク、センゴンなどの苗木を累計15-20万本植林し、伐採などで本来の姿を失った土地を、天然林に近い環境に再生する。

昨年は周辺地域も含め約1万9000本の苗木を植林し、現在では人の背丈を越えるまで成長し、初年度に植林した樹木では6メートルにも成長した木もある。

植林活動以外でも、森林保全活動を将来にわたって持続していくため、環境保全や森づくりについての理解を深めてもらう環境セミナーなどを小中高校など各所で実施し、これらの学校に向け文房具・スポーツ用具等の教材、机・椅子・黒板等備品の支援を行っている。さらに、住民生活を支える共同水場の建設も行い、今年6月の完成式ではヤマハ関係者による贈呈を行った。

植林用の苗木は、今年度分としては昨年実績を大きく上回る3万1000本を育成、年度末までに面積としては約30ヘクタールの植林を予定している。

両社はこの「ヤマハの森」活動とともに日本国内での森林保全活動にも取り組んでいくほか、他の地域や国への活動展開についても検討する。

《レスポンス編集部》

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