日本ガイシ、メキシコにDPF用セラミックスの生産拠点---100%出資

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日本ガイシは、メキシコに、ディーゼル車の排ガス浄化用セラミックスの生産会社を08年1月に設立すると発表した。09年9月から生産を開始する。主に米国市場むけに販売する(既報)。

新会社「NGKセラミックス・メキシコ」を、資本金11億円(当初)で、日本ガイシグループ100%出資で設立する。資本金は着工前に40億円に増資する。

米国では、ディーゼル排ガス規制の強化に伴い、大型車や建設機械など向けに、コージェライト製DPF(ディーゼル微粒子除去装置)や、NOx(窒素酸化物)触媒、酸化触媒用の大型担体への需要が急増する見込み。ディーゼル排ガス規制は日米欧で順次強化されており、米国では2010年以降、一段と規制が厳しくなる。

《編集部》

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