19日早朝、和歌山県岩出市内の県道トンネル内を走行していた大型トレーラーが側壁に接触。弾みで「ホッパー」と呼ばれる重さ4トンのゴミ収納容器が対向車線側に落下。対向車線を進行してきた大型トラックの運転席部分を直撃した。この事故で大型トラックの運転手が即死している。
和歌山県警・岩出署によると、事故が起きたのは19日の午前6時35分ごろ。岩出市押川付近の県道にある風吹トンネル(全長312m)を走行中の大型トレーラーが、トンネル内の左側側壁に接触。荷台に積載していたホッパーと呼ばれるゴミ収納容器(約4トン)が対向車線側に落下した。
ホッパーは対向車線を走行してきた69歳男性が運転する大型トラックを直撃。大型トラックの運転席部分は大破し、運転していた男性が頭部強打で即死。警察ではトレーラーを運転していた30歳の男を自動車運転過失致死の現行犯で逮捕している。
現場のトンネル内は片側1車線。ホッパーはワイヤーで荷台に固定されていたが、側壁に接触した弾みで切れてしまったらしい。