ポルシェAGは13日、シュトゥットガルト地方裁判所で「ポルシェ オートモービルホールディングSE」の商業登記を行った。株式会社(SE)への移行に伴い、ポルシェAGの正式社名Dr. Ing. h.c. F.Porsche AGは、100%子会社として切り離されて、ポルシェAGが社名、事業部門およびプレミアムスポーツカーメーカーの伝統を引き継ぐ。
ポルシェ オートモービルホールディングSEに関しては、ホールディングの監査役会が2007年7月に行われた設立に関する会議で、Dr. ヴェンデリン・ヴィーデキング氏を最高経営責任者(CEO)に、ホルガー・ハーター氏を副CEOに任命した。ハーター副CEOは、最高財務責任者(CFO)としてSEの財務部門も担当する。同席上でDr. ヴォルフガング・ポルシェ氏が12人からなるSEの監査役会の議長に、労働組合の委員長ウーヴェ・ヒュック氏が副議長に任命された。
新生ポルシェAGは、従来のポルシェAG同様、6人の取締役で構成する。