東洋ゴム中間決算…増収減益 耐熱建材を不正に認定などで

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東洋ゴム中間決算…増収減益 耐熱建材を不正に認定などで
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東洋ゴム工業が発表した2007年9月中間期の連結決算は、売上高が前年同期比16.5%増の1697億円、営業利益が同19.5%増の70億円と過去最高となった。

タイヤの売上げが同23.8%増の1200億円と大幅に伸びたほか、ダイバーテックなども順調だった。収益面では販売管理費の増加などの減益要因があったものの、販売の伸びや合理化、為替差益で過去最高の営業利益となった。経常利益も同40.6%増の61億円と過去最高だった。

当期純利益は92.6%減の6億円となった。耐熱建材を不正に認定していた問題で、改修工事費用として40億円特別損失として計上したため。

通期業績見通しは、売上高が同8.9%増の3490億円、営業利益が同22.7%増の115億円、経常利益が同55.5%増の90億円と前回発表したものを据え置いたが、当期純利益は同21.9%減の47億円と、前回予想の71億円から下方修正した。

《レスポンス編集部》

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