豊田自動織機・トヨタL&Fカンパニーは14日、フォークリフトなど産業車両の国内販売価格を、12月17日から値上げすると発表した。素材価格の高騰を原価低減活動で吸収しきれず、販売価格に転嫁する。
価格を改定するのは、エンジン式フォークリフト、バッテリー式フォークリフト、ショベルローダー、トーイングトラクター、バッテリー式小型けん引車で、値上げ率は1%から3%となる。
原油、鉛・銅などの非鉄金属、ゴムなどの価格が急騰。鋼材価格も高止まりの状況が続いており、コストアップ分を原価低減活動ですべて吸収することが難しいため、値上げに踏み切る。