4日夕方、福島県三春町内の県道を走行していた乗用車が路外に逸脱。ダム湖に転落する事故が起きた。クルマは翌朝になってから湖底に沈んでいるのが発見され、運転していた18歳男性の死亡が確認されている。
福島県警・三春署によると、事故が起きたのは4日の午後6時40分ごろ。三春町春田字道城付近にあるさくら湖(三春ダム)の駐車場を利用していた人から「クルマが湖に転落した」との通報が警察に寄せられた。
警察が駆けつけるまでの間にクルマは水没。ガードレールが破損した場所があり、転落地点は容易に判明したが、日没のために捜索は断念した。捜索は翌朝に再開されたが、水深約9mに沈んでいる乗用車を発見。運転していた18歳の男性は間もなく死亡が確認された。
クルマは速度超過などでカーブを曲がりきれずに直進。ガードレールを突き破り、約30m下の湖に転落したものとみられている。