対向車線に進出した緊急走行中のパトカー、右折車に突っ込む

自動車 社会 社会

10月30日午後、鹿児島県出水市内の県道で、前走車を追い抜くために対向車線側へ進出した緊急走行中のパトカーと、交差点を右折しようとしていた軽乗用車が衝突する事故が起きた。双方のクルマは中破。軽乗用車を運転の女性が軽傷を負っている。

鹿児島県警・出水署によると、事故が起きたのは10月30日の午後3時20分ごろ。出水市大野原町付近の県道を緊急走行していた同署・地域課のパトカーと、交差点を右折しようとしていた58歳の女性が運転する軽乗用車が衝突した。

双方のクルマは衝突によって中破。軽乗用車を運転していた女性が頭部などを打撲する軽傷。パトカーを運転していた50歳の巡査部長にケガはなかった。

当時、パトカーは同市内で発生した火災現場に向かうため、緊急走行していたという。現場付近で前走車を追い抜くために対向車線側に進出したが、前方の交差点を右折してきた軽乗用車を避けきれず、そのまま突っ込んだとみられる。

警察では巡査部長から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いており、対向車線走行が適切だったのかどうかについても調べを進めている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース