生後5か月の乳児が車外放出で死亡---抱いたまま運転?

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10月29日午前、北海道旭川市内の市道で軽乗用車と乗用車が出会い頭に衝突する事故が起きた。軽乗用車に同乗していた生後5か月の男児が車外に投げ出されて死亡。軽乗用車を運転の女性も重傷を負っている。

北海道警・旭川東署によると、事故が起きたのは10月29日の午前10時55分ごろ。旭川市永山町7丁目付近の市道交差点で、26歳の女性が運転する軽乗用車と、26歳の男性が運転する乗用車が出会い頭に衝突した。

軽乗用車は衝突によって大破。同乗していた生後5か月の男児が車外に投げ出され、頭部を強打したことが原因で間もなく死亡。運転していた女性も首の骨を折る重傷を負った。乗用車は衝突後、路上駐車していた別のクルマとも接触。運転していた男性は打撲などの軽傷を負っている。

現場は信号機が設置されていない交差点。一時停止義務は軽乗用車側にあった。運転の女性は死亡した男児をひざの上に乗せるか、腕に抱いた状態で運転していたとみられており、ガラスを突き破って車外に投げ出されていた。

《石田真一》

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