飲酒運転のクルマ、新聞配達員のバイクを弾き飛ばす

自動車 社会 社会

29日未明、埼玉県桶川市内の市道を走行中の乗用車が対向車線側に逸脱し、対向車線を順走してきた新聞配達員の原付バイクと正面衝突する事故が起きた。この事故でバイクを運転の男性が死亡。警察はクルマを運転していた32歳の男を逮捕している。

埼玉県・桶川署によると、事故が起きたのは29日の午前2時50分ごろ。桶川市赤堀付近の市道を走行していた乗用車が対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきた60歳の新聞配達員の男性が運転する原付バイクと正面衝突した。

バイクは数メートル弾き飛ばれ、運転していた男性は近くの病院に収容されたが、頭部を強打したことが原因で間もなく死亡。警察では乗用車を運転していた32歳の男を道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕。自動車運転過失致死容疑でも調べを進めている。

現場は片側1車線の直線区間。調べに対して男は「床に落ちた携帯電話機を拾おうとしていた」などと供述。前方不注意状態だったことをほのめかしているという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース