三菱重工、IHI子会社に舶用エンジンを生産委託

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三菱重工業は、同社が海外造船所から受注した、三菱UE型舶用低速ディーゼル機関4台の製造を、ディーゼルユナイテッド(DU)に委託すると発表した。

ディーゼルユナイテッド(DU)は、舶用低速ディーゼルエンジン分野での業務提携で合意したIHIの100%子会社。

今回、三菱重工がDUに製造委託をする舶用ディーゼル機関4台の型式は、三菱「6UEC50LSII」で、DUの相生工場で生産し、2008年12月から順次供給していく予定。

三菱重工とDUは昨年末、海外造船所向け輸出用舶用ディーゼルエンジンの相互製造委託、共通する補用部品の相互融通、管理情報の交換で提携しており、これを受けて今回、初めての製造委託が実現する。

三菱重工とDUは、舶用低速ディーゼルエンジンの世界的な需要の高まりに対応するため、両社の生産設備の効率的な活用を推進、顧客満足度を高める製品・アフターサービスの提供を実現して、両社が手掛ける舶用低速ディーゼルエンジン事業の拡大を図る方針だ。

両社は同時に、バルチラ型大型舶用低速ディーゼルエンジンについての技術的な交流を進める一方、ライセンサーであるバルチラ・スイス社とも積極的な協業を推進していく。

《レスポンス編集部》

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