無免許運転の発覚を恐れ逃走、ひき逃げの現行犯で逮捕

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8日夜、福岡県北九州市小倉北区内の県道で、整備不良の疑いでパトカーに追跡されていた乗用車が信号待ちをしていたクルマに追突する事故が起きた。警察では追突車を運転していた19歳の少女を逮捕している。

福岡県警・小倉北署によると、事故が起きたのは8日の午後7時35分ごろ。北九州市小倉北区内の市道をパトロールしていた同署のパトカーが、ナンバープレートが脱落しそうな乗用車を発見。整備不良の疑いがあるとして停止を命じたが、クルマはこれを無視して逃走を開始した。

パトカーは約500mに渡って追跡したが、逃げるクルマは北九州市小倉北区城内付近の県道交差点で信号待ちをしていた乗用車に追突。双方のクルマは中破し、このクルマを運転していた30歳男性と、同乗していた29歳の女性が打撲などの軽傷を負っている。

クルマが立ち往生したため、逃走車を運転していた若い女は徒歩で逃走。間もなく取り押さえられ、自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)の現行犯で逮捕している。

逮捕されたのは北九州市八幡西区内に住む19歳の少女。違反累積による免許停止の処分を受けており、事故当時は無免許状態だった。警察では無免許の発覚を恐れて逃走したものとみて、厳しく追及している。

《石田真一》

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