7日午前、岐阜県土岐市内の国道363号で、前走車を追い抜こうとしたバイクが対向車線に逸脱して転倒。対向の乗用車と衝突する事故が起きた。運転していた39歳の男性は胸部強打が原因で死亡している。
岐阜県警・多治見署によると、事故が起きたのは7日の午前11時5分ごろ。土岐市鶴里町細野付近の国道363号を走行していた39歳男性の運転するバイクが対向車線側へ逸脱して転倒。直後に対向車線を進行してきた56歳男性の運転する乗用車と正面衝突した。
男性は転倒した際に胸部を強打。近くの病院に収容されたが、間もなく死亡している。警察では乗用車を運転していた男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。
現場は片側1車線の緩やかなカーブ。死亡した男性は前走するクルマ2台を追い抜こうと対向車線に進入したが、何らかの原因で転倒したとみられている。警察ではタイヤがスリップした可能性が高いとみて、路面状況を調べている。