駅前バスロータリー内で高齢女性がはねられ死亡

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9月29日午前、茨城県土浦市内のJR土浦駅前に設置されたバスローターリーで、走路内を横断しようとしていた81歳の女性が進行してきた路線バスにはねられる事故が起きた。女性はバスの前輪に巻き込まれ、全身強打で死亡している。

茨城県警・土浦署によると、事故が起きたのは9月29日の午前10時45分ごろ。土浦市有明町付近にあるJR土浦駅前バスロータリーで、バス走路を横断していた81歳の女性が左側から進行してきた関東鉄道バスが運行する大型路線バスにはねられた。

女性はバスの前輪に体を巻き込まれる状態となり、救出後に近くの病院へ収容されたが、全身を強打したことが原因で間もなく死亡した。警察ではバスを運転していた60歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。女性死亡後は容疑を同致死に切り替えて調べを進めている。

現場はバスロータリーのバス専用走路内。女性は横断歩道を外れ、駅ビル方向に向かってショートカットするように歩いていたとみられる。バスを運転していた男は警察の調べに対して「女性の存在には事故を起こすまでまったく気がつかなかった」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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