トラックと正面衝突、逃走の男を逮捕

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栃木県警は17日、今年5月に栃木県下野市内の国道4号で対向車線に逸脱したことが原因の正面衝突事故を起こし、58歳の男性に重傷を負わせたまま逃走していた21歳の男をひき逃げなどの容疑で逮捕した。

栃木県警・下野署によると、事故が起きたのは今年5月31日の午前4時50分ごろ。下野市下古山付近の国道4号を走行中の乗用車が対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきた58歳男性が運転する普通トラックと正面衝突した。双方の車両は大破。トラックを運転していた男性が腰の骨などを折る重傷を負った。乗用車はエンジンルームが破損して自走不能となったが、運転していた若い男はクルマを乗り捨て、現場から徒歩で逃走した。

警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。現場に残されたクルマや目撃情報から小山市内に在住する21歳の男が容疑に関係したと断定。任意での事情聴取を進めていたところ、容疑を大筋で認めたことから業務上過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で逮捕した。

男はアルバイト先から自宅に帰る途中に事故を起こしたとみらている。警察では飲酒運転などを隠蔽する目的で逃走した可能性もあるとして、男を厳しく追及している。

《石田真一》

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