17日午後、群馬県高崎市内の国道17号で、直進中のバイクと右折してきた乗用車が衝突する事故が起きた。バイクを運転していた男性が骨折などの重傷を負ったが、クルマはそのまま逃走。警察では後に60歳の女を逮捕している。
群馬県警・高崎署によると、事故が起きたのは17日の午後0時10分ごろ。高崎市上並榎町付近の国道17号で、交差点を直進しようとしていた19歳男性が運転するバイクと、右折しようとしていた乗用車が衝突した。
衝突によってバイクは転倒し、運転していた男性は右足骨折などの重傷を負ったが、クルマは現場からそのまま逃走した。警察では重傷ひき逃げ事件として、目撃情報を基に一斉手配を行ったが、約30分後に現場から8kmほど離れた吉井町内でバンパーなどが破損したクルマを発見。運転していた60歳の女を自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で緊急逮捕している。
調べに対して女は「気が動転した」などと話しているようだ。警察では逃走の動機について、引き続き調べを進めている。