17日午前、富山県立山町内の北陸自動車道上り線を走行していた軽トラックに対し、後ろから走ってきた大型トラックが追突した。大型トラックは道路標識柱にも衝突。柱は倒れて本線を塞ぐ状態となり、4時間に渡って不通となった。
富山県警・高速隊によると、事故が起きたのは17日の午前9時5分ごろ。立山町田添付近の北陸自動車道上り線を走行していた27歳男性の運転する軽トラックに対し、後ろから走ってきた大型トラックが追突した。
大型トラックは追突を避けようと急ハンドルを切ったが、その弾みで路外へ逸脱。道路左側の標識柱にも衝突。標識柱は衝突によって根元から折れて倒壊し、上り線を完全に塞ぐような状態となった。この事故で軽トラックを運転していた男性が腕を骨折する重傷。柱の撤去作業中に作業員が重傷を負う2次災害も発生している。
現場は片側2車線で見通しの良い直線区間。警察では大型トラックの運転手から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いている。この事故の影響により、北陸道上り線は事故現場を含む滑川−富山インターチェンジ間が約4時間に渡って通行止めとなった。