泥酔82歳が逆走、順走車と正面衝突

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16日夕方、三重県桑名市内の国道23号で、対向車線を逆走してきた乗用車が、順走してきた別の乗用車と正面衝突する事故が起きた。逆走車を運転していた82歳の男は泥酔状態。警察では酒酔い運転の現行犯で逮捕している。

三重県警・桑名署によると、事故が起きたのは16日の午後6時25分ごろ。桑名市小貝須付近の国道23号で、交差道路から右折進入してきたとみられる乗用車が対向車線側に誤進入し、そのまま逆走。直後に対向車線を順走してきた35歳男性の運転する乗用車と正面衝突した。

衝突速度が低かったこともあり、双方のクルマは小破。負傷者は出なかった。警察では泥酔状態のまま逆走車を運転していた82歳の男を道路交通法違反(酒酔い運転)の現行犯で逮捕した。

現場は中央分離帯も設置された片側2車線の直線区間。逆走に気づいた大半のクルマは衝突を避けるために道路左右へ停車したが、男のクルマは空いた中央部を堂々走行。男性のクルマは接近する逆走車に気づくのが遅れ、避ける間もなく衝突したとみられる。

《石田真一》

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