無人のトラックが滑走、国道を塞ぐ

自動車 社会 社会

11日午後、岐阜県土岐市内の国道19号で、丁字路交差点を市道方向から無人で進行してきた大型トラックが正面の中央分離帯を突き破り、上り線の車線を塞ぐように立ち往生する事故が起きた。止めようとした運転手が重傷を負っている。

岐阜県警・多治見署によると、事故が起きたのは11日の午後1時45分ごろ。土岐市土岐津町土岐口付近の国道19号で、下り線に丁字路交差点で合流する市道に駐車中の大型トラックが無人のまま動き出した。

現場は緩やかな坂となっており、滑走に気づいた54歳の男性運転手がこれを止めようとしたしたが、タイヤに足を踏まれて転倒。足を骨折する重傷を負った。

トラックは下り線を越え、前方の中央分離帯の金網フェンスを突き破ってさらに進み、上り線を塞ぐような状態でようやく停止している。他車に衝突するなどの被害は無かった。警察ではサイドブレーキの掛け方が甘かったものとみている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース