ソリッドグループホールディングスは、不動産の売却で資金を調達すると発表した。
売却するのは、東京都世田谷区駒沢の土地と建物。この土地は同社の親会社ソリッドアコースティックスに対するCMS寄託契約に基づく払戻し請求債権121億6000万円の担保が付いている。今回、担保不動産の抵当権設定を解除し、売却して資金を調達した。
資金調達予定額は4億6000万円だったが、売却手数料の控除や売却予定価格が予想を下回り、調達額は1億8600万円になる予定。
今回の不動産売却で、同社が必要とする運転資金の調達達成率は26.2%にとどまっている。